- 1. 行政書士としての心構え
- 2. 行政書士の歴史を辿る
- 3. 許認可手続きの分類と要件
- 4. 実務のポイントと先輩行政書士へのよくある質問
- 5. 街は許認可でできている
- 6. 決意:心で思うことは必ず実現する
本日は、許認可業務と先輩行政書士からの学びについてまとめます。
1. 行政書士としての心構え
行政書士の活躍の質と幅は、依頼者の満足度の高さで決まります。どれだけ依頼者の立場に立って考えられるか。常に謙虚で利他的であることを忘れてはなりません。
行政書士も、体が資本です。適切な休息を取りながら、長く走り続けるられるようにする必要があります。ある先生から伺った「パートの時給と資料作成1枚の報酬を比較し、行政書士業務の魅力を再確認した」というお話も、資格の強みを感じさせる非常に現実的で励みになるエピソードでした。
2. 行政書士の歴史を辿る
行政書士の起源は江戸時代まで遡ります。法律事務所の原形といわれる「公事宿(くじやど)」がその始まりです。
- 奉行所に提出する訴状の作成
- 訴訟手続の代行
- 補佐人としての機能
- 困っている人を助ける「御用宿」としての役割
明治5年に創設された代書人の源流がここにあると思うと、人助けの精神は今も昔も変わらないのだと実感します。
3. 許認可手続きの分類と要件
実務において重要な「許可」「認可」「特許」「届出」の違いは、受験勉強の際に十分学習しましたが、改めて確認が必要です。
特に許認可申請において共通するキーワードは「人」「物」「金」です。これら3つの要件を満たす環境を整え、その裏付けを準備して申請に臨むことが不可欠です。環境が整わない場合は、安易に申請すべきではありません。
4. 実務のポイントと先輩行政書士へのよくある質問
先輩方の経験に基づいた、非常に貴重な知見を学びました。
業務の難易度と人脈作り
自動車登録や道路使用許可、飲食店営業許可などは、比較的取り組みやすい業務とされています。謙虚な姿勢を基本に相談できる相手を作ることで業務に幅広く対応できる素地を作ることができます。まずは1件の受任を目指し、やれることは何でもやる姿勢で臨むことが大切。
役所との付き合い方
きちんとした身なりと挨拶が基本です。行政指導への対応については、依頼者の利益を最優先に考え、速やかに許可が取得できる道を選ぶ柔軟さも必要です。役所の方との良好な関係は、継続的にお付き合いをする上では重要です。
失敗から学ぶ教訓
補助者任せにせず自分できちんと確認すること、調査費用はあらかじめ頂戴することなど、リスク管理は重要です。特に許可が下りるまでの期日がない場合、安請負をすると損害賠償のリスクも伴うため、難しい状況での依頼者が申請を望む場合は「99%難しいが、やってみましょう」といった慎重な対応と予防線が必要です。
業務の調べ方と連携
未知の業務は、書籍やネットで調べ、それでもわからない場合は所轄官庁に行政書士と名乗った上で問い合することが大切です。また、その道を専門とする専門の行政書士の先輩にも聞けるような人脈作りが普段から欠かせません。仕事の関係上、他士業(税理士、司法書士、弁護士)の先生方との連携も欠くことができません。挨拶回りなど、将来的なご縁に繋がる活動が重要です。
5. 街は許認可でできている
私たちの身の回りにある施設や商売の多くは、行政書士が関わる許認可によって成り立っています。
- 建設業許可:建設業
- 飲食店営業許可:飲食店
- 古物商許可:リサイクルショップ
- 医療法人の認可:病院
- 車庫証明・自動車登録:車の購入時
出生届から相続まで、人生の節目に寄り添い、憲法の理念を身近でサポートするのが行政書士の役目です。
6. 決意:心で思うことは必ず実現する
「成功すると思えば、成功する。稼げると思えば、稼げる。」
ベテランの先生でも1件目の受任に4か月かかったといいます。思い煩う前に行動すること。感じたら動くこと。名刺を配り、挨拶状を送り、必要な書籍には投資をする。当たり前のことを積み重ねて、一歩ずつ前に進んでいきます。
