なぜ、行政書士を目指したか

「家の登記なんかは 自分ででぎっぺ」

と、それは親父の一言からはじまった。

 えーーーっ。

それまで「登記」とは どこか遠くの自分とは全く関係のない出来事だと思っていたのに親父は

「出来るう~。」と平気な顔。

尚も心の中でええーっと思いつつ、親父はずっと役場勤めでさまざまな書類も目にして処理し続けてきた人。

「教えてやっから」

その親父がそう言うのならと一念発起。

助言を最大限に受け、時には「ナニコレ」と思いながら、作業を続けて 遂に手続きを完成することが出来た。

自分にもできるんだ。

これは、私にとって非常に衝撃的な経験でした。

その後、自動車の名義変更や相続に関する手続きなど難しそうなことをやらなければならない時にも

「出来るう~。」とつぶやく親父の顔が浮かんできて

「出来るかも」思ってしまう。

もちろん、あの時のように助言してくれる人はもういないけど、自分で試行錯誤しながら手続きを完結させる毎に「出来た」という気持ち その達成感に大きな喜びとやりがいを感じました。

ある時、親族に相続手続きの経験を伝えたことで、とても喜ばれ 感謝されたことがありました。

身近な人のそういった困りごとや悩みに触れるうちに、人は「どうしても必要な手続きであっても不案内で知識が少ないと、それはとても厄介で憂うつな作業である。」ということに気づきました。

そういう「どうしてもやらねばならない」行政の手続きに どこから手をつけていいか判らず立ち止まっている人に、少しでも道案内をするように手助けができたらいいなと思い、行政書士を目指しました。

法律は国民を守る大切な決まりごと。

まだまだ勉強しなければならない事が沢山ありますが、日々親しんで理解を深めていけたらと思っています。